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「てぃだかんかん~海とサンゴとちいさな奇跡」 [CINEMA]

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 沖縄の海を再生しようと、サンゴの養殖と産卵に挑む男とその家族を描いた感動の物語。実話をもとにした映画で、夢に向かってまっしぐらに突き進む健司の役を岡村隆史が真面目に好演。その夢を支える妻の役を松雪泰子が演じている。
 夫婦愛、家族愛が存分に描かれていて、ちょうど今NHKで放送中の朝の連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」を思い浮かべていた。他にも、沖縄の美しい海を描いているという点では、「うみ・そら・さんごのいいつたえ」(椎名誠監督。1991年作品)を、自分の信念を貫き通し一つのことをやり遂げるという点では、名古屋から金沢までのバス路線沿いに2000本の桜を植えた男を描いた「さくら」(神山征二郎監督、1994年作品)を連想していた。
 サンゴの産卵のシーンは、この映画のクライマックスシーン、幻想的で素晴らしい映像だ。観終わった直後は、CG合成かなとも思うくらいだったが、調べてみたら、ほぼ1ヵ月にわたってカメラが追い続けて撮影に成功したものと知った。どんな言葉を尽くすよりも、この映像が、美しい海を自然を守り続ける大切さを訴えている。

2010年5月13日
TOHOシネマズららぽーと横浜


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